もしも、低能アラフィフが教養に目覚めたら

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「帰納」と「演繹」について

考え方にはいろいろな方法がありますが。今回は「帰納」と「演繹」という二つの大切な方法について話します。これは物事を考えるときは、問題を解決するときによく使われる方法です。

 

帰納」の意味

帰納っていうのは、いろいろな例や事実から一般的なルールや原理を見つけ出す考え方のこと。

⚫まるでパズルのピースを集めて、大きな絵を完成させるような感じ。

⚫たくさんの具体的な情報から、「この点で共通しているな」という決まり事や法則を見つける。

 

<具体的な用例>

⚫例えば、あなたが公園で犬をたくさん見て、それがみんな尻尾を振っているのを見たとする。

⚫その場合、機能的に考えると犬は喜ぶと尻尾を振るんだという。一般的な考えにたどり着くかもしれません。

 

「演繹」の意味

⚫演繹は帰納とちょっと違って、一般的なルールや原理から特定の事例や結果を導き出す考え方。

⚫これはあるルールをもとに「もし○○ならこうなるはず」という結論を出すやり方。

⚫まるで数学の公式を使って問題を解くみたいなもの。

 

<具体的な用例>

⚫「全ての人は食べ物と水がないと生きていけない」という一般的な原則から出発して、「だから君も水と食べ物が必要だと」いう特定の結論に至るのが演繹的な考え方。

まとめ。

帰納も演繹も私たちが世界を理解するために、とても大切な方法なんです。⚫帰納はたくさんの「木を見て森を理解する」ようなもので、「演繹は森があることから、そこに木があるはずだ」と考える方法。

⚫どちらも物事を考えるときに使える便利な道具である。