考え方にはいろいろな方法がありますが。今回は「帰納」と「演繹」という二つの大切な方法について話します。これは物事を考えるときは、問題を解決するときによく使われる方法です。
「帰納」の意味
⚫帰納っていうのは、いろいろな例や事実から一般的なルールや原理を見つけ出す考え方のこと。
⚫まるでパズルのピースを集めて、大きな絵を完成させるような感じ。
⚫たくさんの具体的な情報から、「この点で共通しているな」という決まり事や法則を見つける。
<具体的な用例>
⚫例えば、あなたが公園で犬をたくさん見て、それがみんな尻尾を振っているのを見たとする。
⚫その場合、機能的に考えると犬は喜ぶと尻尾を振るんだという。一般的な考えにたどり着くかもしれません。
「演繹」の意味
⚫演繹は帰納とちょっと違って、一般的なルールや原理から特定の事例や結果を導き出す考え方。
⚫これはあるルールをもとに「もし○○ならこうなるはず」という結論を出すやり方。
⚫まるで数学の公式を使って問題を解くみたいなもの。
<具体的な用例>
⚫「全ての人は食べ物と水がないと生きていけない」という一般的な原則から出発して、「だから君も水と食べ物が必要だと」いう特定の結論に至るのが演繹的な考え方。
まとめ。
⚫帰納も演繹も私たちが世界を理解するために、とても大切な方法なんです。⚫帰納はたくさんの「木を見て森を理解する」ようなもので、「演繹は森があることから、そこに木があるはずだ」と考える方法。
⚫どちらも物事を考えるときに使える便利な道具である。