<約170年前の日本がどのようにして外国と関係を持ち始めたのか?>
⚫昔の日本は外の世界とあまり交流がありませんでした。
⚫でも1853年、アメリカからペリーという海軍の司令官が来て、「日本よ国と国との友好を結ぼう」と持ちかけました。
⚫この時、ペリーが持ってきた黒船がとても強くて大きかったので、日本は驚きました。
⚫日本はペリーの提案を受け入れざるを得なくなり、
⚫最初に日米和親条約という友好を結ぶ約束をしました。
⚫その後。日米修好通商条約というもっと具体的な取引の約束を結びましたが、この内容は不公平でした。
⚫なぜなら、外国人の人達が日本で問題を起こしても、その国の法律で裁かれることになり日本の法律では裁けなかったから
⚫また、日本が自由に税金を納めることを決めることもできませんでした。
⚫そのため、外国人が安い価格でたくさんの銀を日本に持ち込み、それと日本の金を交換して日本の金を持ち出しました。
⚫この影響で日本のお金の価値が下がって、物の値段がどんどん高くなってしまいました。
⚫このような状況に日本の庶民は困ったし、怒りを感じました。
⚫外国に対する不満が高まり、政府の外国人に対する弱腰にも不満が高まりました。
⚫そのため、尊王攘夷という運動が起こり、もっと日本を大切にしようと言う気持ちが強まりました。
⚫この時期は日本の歴史で非常に大きな変化の時でした。
⚫外国との交流が始まり、日本は多くの困難に直面しながら新しい時代へと進んでいたのです。