もしも、低能アラフィフが教養に目覚めたら

生涯で学んだことを記録として残すブログです

「メタファー」と「レトリック」って何ぞや?

メタファーとレトリックについて、これらの言葉はちょっと難しそうに聞こえるかもしれないけれど、実はとても面白いものである。

 

メタファーって何?

⚫みんな「~のようだ」といわずに、あるものを別のものに例えること、あるいは言い換えることをメタファーといっているんです。

⚫メタファーにより、まるで魔法みたいな言葉でイメージを変えることができます。

⚫例えば、「その人の声は夜空に輝く星のようだ」というかわりに、「その人の声は夜空の星」と言ってみる。これでその人の声がとても。美しく遠くまで遠くというイメージを直接言わずに伝えられる。

 

レトリックって何?

⚫レトリックは文章や話を美しく、また分かりやすくするための技術のこと。⚫これを使うと聞いている人、呼んでいる人が内容をより深く理解できるようになる。

⚫例えば、お話にいろいろな表現を加えて聞いてる人が興味を持つようにしたり、大事なポイントを強調したりする。これは絵を書くときに色々な色を使って絵をもっと魅力的にするいうのに似ている。

 

具体的な用例を挙げてみると。

⚫「私たちが必要とするのは希望だ。希望があれば乗り越えられる。希望があれば未来は明るい。」

→同じ言葉やフレーズを話の中に何度も使うことで強調する。

⚫「夜が終わりを告げる時、新しい日が始まる。」

→対照的なアイディア概念を並べて、それぞれの特徴を際立たせる。

⚫「このバッグは山ほどの本を入れることができる。」

→ある人物を実際よりも大きく強く、また驚くほどに表現することで強い印象を与える。

⚫メタファートリックを組み合わせてより強いイメージが感情を表現することもできる。例えば

「彼の心は砂漠のように乾いている。渇きと孤独に満ちている。」

 

これらの技法を使うことで、話や文章をより引き込むものにし、聞いて読み手に強い印象を残すことができる。